【ヤフオクでガンプラ】ジャンク品の陸戦型ガンダムをかっこよくしてみよう

2020年12月31日

MG 陸戦型ガンダム

この記事は、無料ブログで書いたものを再編集したものです。
時系列や画像サイズ等がおかしいのは了承願います。

♪嵐の~中で輝いてぇ
その夢をあきらめないでぇ~♪

MS08小隊のOPで始まりました今回のブログです。
以前より08小隊をMGシリーズで再現したいと思っていました。
ヤフオクを徘徊しておりましたら素組みジャンクを発見!
ずいぶんとお値打ちでしたので、若干競いながらも無事に落札することができました。
今回はそんな経緯の陸戦型ガンダムをどこまでかっこよく出来るか挑戦してみることにします。

陸戦型ガンダム、ヤフオクより到着

到着したものは↓こちらになります。

MG 陸戦型ガンダム 正面
MG 陸戦型ガンダム 背面1
MG 陸戦型ガンダム 背面2

調べてみると2005年5月下旬発売。
それなりに古い(2020年現在)モデルですがかっこよく再現されていますね。
出品時の説明にあったように『素組み』です。
ゲート処理、スミ入れ、デカール貼りといた感じで部分塗装も無しです。
それでも違和感無しなのはさすがマスターグレードといった感じではないでしょうか?

ダメだしをするのであれば、デカールの余白がカットされていなかったことくらいですね。
そのため、一部貼ってあったデカールは撮影前に全てはがしました。

その他付属品としてビームライフルとマシンガンがありましたが今回は使用しないので割愛です(笑)

ちょっとだけ部分塗装が必要かな

他に何かあるかいろいろと観察していくとツインアイとメインカメラ?は付属のシールで仕上げてありました。
画像はありませんが後頭部のカメラも同様にシールでした。

MG 陸戦型ガンダム 顔

これはこれでキラキラでいい感じです。
ちょっともったいない気もしましたが、今後の仕上げ等も考えて一度分解して塗装することにします。

MG 陸戦型ガンダム 顔塗装1

さらっと塗装して撮影してみました。

MG 陸戦型ガンダム 顔塗装2

↑こちらはフラッシュありでの撮影です。
ツインアイ、カメラはシルバーとクリアーグリーンを適当に混ぜて筆でチョイチョイと塗りました。
ツインアイ周りの1段凹んだところはガンダムマーカースミ入れブラックで塗っておきました。

スネ部の黄色い箇所も黒なので、ツインアイ同様にガンダムマーカースミ入れブラックで塗りつぶしました。

MG 陸戦型ガンダム 膝部分塗装

部分塗装はこれで終了です。

今回もウォッシングです

いろいろとみていくと、スミ入れもしてあったり、していなかったりと統一感がありません。
手っ取り早くスミ入れと汚し塗装的な作業をウォッシングで進めてみようと思います。

ウォッシングを行う前に

この頃はフレーム等にABS樹脂が使われているためエナメル塗料との相性が良くないと言われています。
いずれにせよエナメル塗料の浸透によるパーツの割れが起こることもあります。
予防措置として、分解できるところまで分解してクリアーを吹いて表面の保護を行います。

MG 陸戦型ガンダム ウォッシング準備

各パーツに持ち手を付けてエアーブラシでクリアーを吹きます。
あらかじめ希釈したクリアーを用意しておくと便利なのでオススメです。

つっぢー的希釈の方法は↓になります。
【簡単 時短モデリング】瓶入りサーフェイサーや、よく使う塗料をまとめて希釈しておくことで便利に使おう

薄く、満遍なく、たっぷりと』を意識して吹きました。
当然ながらしっかりと乾燥させます。

MG 陸戦型ガンダム クリアー吹き

比較するために組み立ててみました。
左がbefore、右がafterです。

MG 陸戦型ガンダム クリアー吹き 正面
MG 陸戦型ガンダム クリアー吹き 背面2
MG 陸戦型ガンダム クリアー吹き背面2

今一つ画像だと違いが分かりませんね(爆)
同じ角度で写真を撮るのって難しいです。

ウォッシングをしよう

今回使用した塗料はこちら。

ウォッシングに使用した塗料
使用した塗料

  • タミヤ製 エナメル塗料 XF-52 フラットアース
  • タミヤ製 エナメル塗料 XF-63 ジャーマングレー

希釈はダイソーで購入したオイルライター用オイルです。
エナメル溶剤よりも乾燥が早いためプラに侵食する前に換装するので割れにくいそうです。
万年皿に2色の塗料を適当に出してビシャビシャに溶きます。

塗料1:オイルライター用オイル10

程度でしょうか?
もっと薄くてもいいかもしれません。

ウォッシング 希釈

とにかくビシャビシャに希釈して手早くキットに塗っていきます。
この時のポイントです。

重力を意識して!

方向を間違えると不自然な仕上がりになるので注意が必要です。
簡単に言えば…

上から下

雨に濡れて、雨が流れるといった自然につく汚れをイメージしてビシャビシャと塗っていきます。
塗料を塗りすぎると割れにつながるような気がするので出来るだけ塗り重ねることなく、手早く一気に塗っていきます。
今回は手早く塗るために↓の平筆を用意しました。

ウォッシングに使用した筆

大胆にかつ、適当に。
そして思い切りよくランダムに塗れると情報量や表情が出ます。
すべてのパーツを塗り終えました。

ウォッシング塗り

ちょっと筆が太過ぎた気がしなくもないですが…(自爆)
この後、乾いていなくても乾いていても構いません。
乾いていない箇所はそのまま綿棒やティッシュで。
乾いてしまっている箇所は溶剤(今回はオイルライター用オイル)を含ませた綿棒やティッシュでふき取っていきます。

が…
今回は乾いてしまったために、溶剤を含ませた綿棒やティッシュでふき取りすぎない程度にふき取りました。
オイルライター用オイルの揮発性を物語っていますね。

濃淡を不自然にならないように調整しながら進めていきます。

ウォッシングふき取り

ふき取り時にも方向に気を付けて進めていきます。
綿棒やティッシュは汚れたらドンドン新品に交換していきます。

が…

ここでトラブル発生!

ウォッシング割れトラブル

180mmキャノンの先端部のパーツが割れてしまいました(泣)
気を取り直し接着剤で補強しておきました。

完成です!

乾燥後全体のつやを整えます。
最後にダメ押しのつや消しクリアーを吹いてトップコートを行い作業完了です。

MG 陸戦型ガンダム 完成正面
MG 陸戦型ガンダム 完成背面1
MG 陸戦型ガンダム 完成背面2

いかがでしょうか?
つや消しクリアーを吹くことにより均一なつや消しになり、よりリアリティがでたと思います。
ウォッシングの効果でモールドもハッキリして使い込まれた感も表現できたように感じます。

オマケ?

実はサンダース機として製作したMG陸戦型ガンダムですが、08小隊を再現するにはMG陸戦型ガンダムをもう1機製作しなければいけませんよね?

そう、カレン機です。




実は…




準備できてます。




それも、ジム頭(自爆)

仮組、スミ入れまで行ったのでウォッシングの効果を比較してみましょう。

ウォッシングの比較

ウォッシングの効果で情報量が増し、重量感や使い込まれている感じがでているようにみえませんか?
ベースの色に合わせた色を選んでウォッシングを行うことで更に違った効果や表情もでると思います。

モビルスーツが稼働している状況や環境をイメージしながら作業するのも楽しみの一つだと思います。

特に工作技術も必要としませんし、ゲート処理が甘い箇所もウォッシングの効果でリアルさに繋がりオススメの仕上げだと感じました。
エナメルの浸透によるパーツの割れの心配はありますが…(汗)

まずはジム頭を仕上げて、08小隊の再現に近づきたいですね。

まとめ

ヤフオクのジャンク品に少し手を加えることでかっこよく仕上げることができたと思います。
ただ、ポリキャップのヘタリ等も考えられるので妥協点もありそうです。
組み立てる楽しさはありませんが、塗装で遊ぶといったことであるのであれば、素組みジャンク品をヤフオクやメルカリで格安で手に入れる方法もありなのではないでしょうか。
アリかナシかと問われるのであれば…

アリですね。

仕様変更です

今回サンダース機として製作してみたわけですが、いろいろとみていくとポリキャップのヘタリは否めません。
特に気になったのが、下腹部と腰部を接続するポリキャップです。

MG陸戦型ガンダム ポリキャップへたり

画像のようにコンテナを背負うと重心が後ろに持っていかれます。
ジャンクボックスを漁って仕様変更することにしました。
その仕様変更は…

アプサラスに吹っ飛ばされる06小隊の陸戦型ガンダム

このアプサラスに吹っ飛ばされた

06小隊の陸戦型ガンダムです!

06小隊使用のMG陸戦型ガンダム①
06小隊のMG陸戦型ガンダム②

ジャンクボックスより発掘したガンダムハンマーを装備です。
流用モトは、ガンダムver1.5です。

シールドはナンバリングの関係上、上の画像にあるMG陸戦型ガンダム、ジムヘッドと交換。
新規に製作しなおしました。
『06』のドライデカールがフィルタリングのふき取り時にちょっとだけボロボロになってしまったのが反省点です。
クリアーの厚みが薄かったのかもしれませんね。

ってか、アプサラスにハンマーで挑むってのもなかなかなパイロットだなと。
そういうの好きです(笑)

結果的に、劇中に登場するマイナー機になりました。

MG陸戦型ガンダムは↓こちら

2020年12月31日

Posted by つっぢー