【プラモ製作レビュー】ハセガワ1/35 ナッツロッカー”カンプグルッペ バルク”を作ろう 組立編①

前回は開封レビューを行いました。

引き続き製作へと移行します。

まずは大前提として

いまさら説明は不要でしょうが一応、念のため。
当キットの組み立てには『接着剤』が必要です。
ファーストガンダム放送時世代の僕らにはエモイとでもいいますか(笑)
昨今、すっかりスナップフィットな時代のような感じもしますが製作の際にはプラモデル用の接着剤の準備はお忘れなく。
通常のものと流し込みタイプと両方あると便利です。
ちなみにタミヤ派です。

それでは製作スタート

取説に従い進めていきます。

開始早々

砲頭部の組み立てからでしたが、↓画像の赤丸部のように盛大な合わせ目があります。

ナッツロッカー"カンプグルッペ バルク" 砲塔の合わせ目①

それも面と面で接着。
↓画像の3枚のパーツを取り付ける箇所になります。

ナッツロッカー"カンプグルッペ バルク" 砲塔の合わせ目②

しかも位置決めのピンやダボもなしです。
取り合えず通常タイプと流し込みタイプの接着剤を駆使して。合わせ目消し後に他のパーツは取り付けることに。
砲塔下部のパーツ『C1』のはめ合いもキツく接着面が完全硬化する前にパーツに合わせながら行いました。
合わせ目消し後に取り付けても良いかとも思いましたが、下部のパーツ『C1』も取り付けておかないとそもそもはまらなくなる恐れがあるのと、接着面が上手く接着できなく強度が保てず剥がれてしまう気がしたのもあります。

気を取り直して

本体部といいますか、ホバー部分を進めることにします。
パーツの一部のランナーですが、かなり大きなものがあります。

ナッツロッカー"カンプグルッペ バルク" デカいランナーー

こういったランナーはゲートカット用のニッパーを使用すると刃こぼれしそうです。
ランナーを捨てる際に細かくカットしてもいいように残してある古いニッパーでいったんカット。
その後、デザインナイフで仕上げました。
そして改めて取説を見てみると…

ナッツロッカー"カンプグルッペ バルク" 接着パーツの指示

はぃ…

老眼との闘いが今ここに始まります(自爆)

というわけで大小さまざまなパーツを切り出しては接着を繰り返していくわけですが、各パーツをに湯口がありました。
過去に製作したメカトロウィーゴもそのようになっていたのでハセガワの仕様ともいえそうです。

ナッツロッカー"カンプグルッペ バルク" 湯口

各パーツをよく見てみるとアンダーゲート?っぽくになっていることにも気が付きました。

ナッツロッカー"カンプグルッペ バルク" アンダーゲート?っぽい

トラブル発生…(泣)

もちろん予想していたことです。
万全に注意もしていました。
だがしかし、前回の投稿にも載せた↓のパーツ…

ナッツロッカー"カンプグルッペ バルク" 極小パーツたち

切り出したらパーツが手からポロリ…
直径にして1mm弱の極小パーツです。
ライトで照らしてみたりコロコロを転がしたりしましたが、このパーツたちが見つかるはずがありません。
今後の対策として机での作業でしたが床に座り込み作業を行う方向へ変更。
さらには箱で受けて進めることでポロリをしても箱から飛び出ることが無いように注意深く作業しました。
とはいえ当然その後も手から消えること数回…
結果的に1個無くすことにはなりましたが砲塔に取り付ける箇所と残りのパーツを確認したところ、なんとか不足になることはなさそうです。

そんなトラブル等々を乗り越えて

組みあがったその姿見ると…

ナッツロッカー"カンプグルッペ バルク" 本体の組立完了
ナッツロッカー"カンプグルッペ バルク" エンジン周り

パーツのモールドもしっかりしておりメカメカしい密度と相まって、たまりません。
なにより達成感もありました。

まとめ

率直に言うと、なかなか組み立てに苦労したイメージです。
極小パーツをなくしたことが最大の理由(自爆)
特に難しい部分は無かったと思うのですが、砲頭部には盛大な合わせ目もあるし細かなパーツの接着が多かった印象です。
更には1/35で大型のキットとの評判もありますが小さなパーツも多く、切り出し後のバリの処理や接着の際の位置決めピンやダボ等もなく目安的な位置決めモールドがある箇所もありましたが『この辺り』的な接着箇所だったりと、なかなかでしたね。
その分夢中になれたといえばそうではあります(笑)
今回は合わせ目処理のこともあり、結果的に本体部というか砲塔以外の部分の組立になりました。
どちらかといえば過去に製作した『戦車』にイメージが近い感じがします。
架空の兵器ということもあり、スケールモデル寄りのキャラクターキットといった印象を感じました。
とはいえ、2025年現在よりおおよそ40年くらい前はこれが当たり前だったような気がしていたりします。
その分、懐かしさやエモさを感じる部分があるのかもしれませんね。

今回製作しているのは↓こちらです。

Posted by つっぢー