【プラモデル考察】今吹いているそのサーフェイサーってホントに必要?
今回、サーフェイサーについての超個人的見解についてまとめてみました。
なぜなら、 製作を進めていく中で
『サフ吹きってやらなきゃならないことなのかなぁ?』
と疑問に感じたわけです。
今更ですけど(爆)
今回は、再度サフ吹きの必要性について考えてみる事にしました。
例えば、製作の工程として
- 仮組み
- 合わせ目消しや、後ハメ工作 改造等
- ペーパーがけ等の表面処理
- サフ吹き下地塗装
- マスキング
- 本塗装
- 組立
- 完成
そんな感じで完成までの工程があると思います。
ってか…
書き出してみると、なかなか工程って多いですね(汗)
では、塗装の工程に絞り込んで考えて見ましょう。
- 合わせ目消しや、後ハメ工作、改造等
- ペーパーがけ等の表面処理
- サフ吹き下地塗装
- マスキング
- 本塗装
といった感じでしょうか?
1の合わせ目消しや、後ハメ工作、改造等はなんとなく塗装に影響する気がしたので入れてみました。
しかし、ホントにサフって必要なのか?
ここで、サフの意味合いをもう一度考えてみましょう。
必要とするメリットは
- キズ等のチェック。
- 細かいキズを埋めてくれる。
- 塗料の食いつきを良くする。
反面、デメリットとして
- 塗膜が厚くなる。
- モールドが埋まってしまう。
一見メリットのほうが多いのですが、上記の2つが最大の欠点ではないのでしょうか?
つまり、サフって…
メリットについて考えてみます。
本当にメリットとなる事は必要なのか?
キズ等のチェック。
- プラ板を貼る。
- パテを盛る
- パーツの延長、短縮
このような作業を行わなかった場合、サフの必要性は無い気がします。
細かいキズを埋めてくれる。
パーツにヤスリやサンドペーパーをかける等の作業で細かくないキズが付いた場合はサフが埋めてくれます。
が、ヤスリがけやサンドペーパーがけを行わなかった場合はそれほどキズが残る事は無いように感じます。
塗料の食い付きを良くする。
メラミンスポンジでこすることで、塗料の足付けができるのでサフを吹くことによる塗料の食いつきに関しての心配は不要です。
サフを吹くよりお手軽ですし、サフの塗膜の厚みを気にしなくて済みます。
下地の色が同じならいらないんじゃない?
結果として下地(成型色ふまえ)の色が同じ場合、サフ無しでもさほど影響が無いのではないかということになります。
下地の色が違った場合の悪い例
以前に製作したMS-06J 量産型ザクII Ver.2.0 (MG)
のサンドカラーの足元です。
MSVのMS-06D ザクデザートタイプ
を参考に塗装しました。
足首とスリッパは『黒鉄色』が指定されていたので
『黒鉄色なら、隠蔽するだろうからそのまま塗っても大丈夫だろう』
とエアーブラシで吹いてみましたが…
発色が違いました(泣)
このことにより、下地(成型色ふまえ)の色が影響する事はあきらかです。
まとめ
超個人的な屁理屈の意見として、成型色等の下地が同じ色だったり隠蔽の弱い色(主に黄色系等)じゃなければ、サフレスで仕上げても良いのではないのでしょうか?
塗膜が厚くなり、組立や可動に影響が出たりモールドが埋まってしまうリスクを考えれば必ず必要というわけではないと思います。
メイジンカワグチもこんなことをブログで書かれています。
『サフって吹くのが当たり前なんでしょ?』
『下地塗装としてサフって吹くんですよね?』
なんてことはないと思うようになったりしてきませんか?(笑)
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