パーツ流用でMG『MS-06C』ver.2.0初期生産型ザクⅡを作ってみよう
今回は、どこの家にも複数ある(←ヲイ!)MGザクver.2.0のキットをベースに、パーツをかき集めて流用してMS-06C初期生産型ザクⅡを作ることにします。
流用したパーツは部品注文等を利用しました。
MGver.2.0MS-06Cジョニー・ライデン専用ザクⅡは過去記事をまとめたものでしたので、改めて今回はMS-06Cの製作記をアップします。
部品注文のやり方は
『【やり方はこれでOK!】ガンプラの部品注文をしてみよう。』
をどうぞ。
MS-06C初期生産型ザクⅡってどんな機体?
『ガンダムセンチュリー』や『MSV』で設定された。先行量産型、初期生産型、初期型、前期型、核武装型とも呼ばれるほか、形式番号の「MS-06C」からC型とも呼ばれる。
wikipediaより引用
先行量産型(A型)に次いで宇宙世紀0077年9月に試作機が完成。ただちに量産が開始されたザクⅡであり、ジオン公国軍の一年戦争開戦時点における主力機となる。いずれは連邦軍もMSを配備する可能性を想定し、A型に接近戦能力が無いことを不安に思ったキシリア・ザニの提言により、右肩のシールドと左肩のスパイクアーマーが固定装備、さらに標準兵装としてヒート・ホークが携行されている。
核攻撃で併用されることを前提にした機体で、コクピット周辺の三重複合装甲裏側に放射線遮蔽液が注入され、全備重量は72トンを超える。しかし、後に南極条約によって核兵器の使用が禁止されるとデッドウエイトとなると判断され、耐核装備を外した量産型(F型)に移行する。
オラザク的に脳内設定を考えみよう。
つまり、簡単にいえばMS-06Aの右肩がシールド、左肩がスパイクアーマーの機体をいうことになります。
更に、MS-06Fへの系譜も踏まえて想像していきます。
というわけで、MS-06Fのふくらはぎのバーニアとランドセルの上側のバーニアが無いという構成に決定です。
wikipediaにあるパーソナルカスタム機の存在
MS-06Cにもパーソナルカスタム機が存在することが記述されていました。
折角なので、パーソナルカスタム機にすることにしました。
選んだのは…
黒い三連星専用機
漫画『GUNDAM LEGACY』では、モノクロでしか確認できないが一般塗装と同じと思われる。3機とも左肩アーマーのスパイクは外されており、ザク・バズーカーを携行する。なお当時のメンバーの階級はA・ガイア中尉、マッシュ少尉、オルテガ少尉とされる。レビル将軍の座乗機、マゼラン級「アナンケ」に対し後に「ジェットストリームアタック」と呼ばれる戦法を初めて試し、撃沈する。
wikipediaより引用
他にもパーソナルカスタム機がありますが、こんなマイナー機の設定は大好物です(笑)
スパイクアーマーの付いていないザクⅡ作ってみたいとも思っていたので決定です!
今回のベースキット
MG MS-06J ザクⅡver.2.0です。
大切なことなのでもう1度いいます。
MG MS-06J ザクⅡver.2.0
です。
以前に製作したMS-06A 先行量産型ザクⅡの反省も生かしてJ型を選択しました。
F型ことMS-06Fでもいいのですが、J型のほうがミキシングビルドにおけるパーツの準備が少なくて済みます。
製作スタートです。
コンセプトが決まれば手を動かしていきます。
今まで複数のMGザクを組んできたのでサクサク進めていきます。
フレームの組立
まずは内部フレームから。
改めて見ると、外装の付いていないサイコザクみたいです(笑)
組立るとほぼほぼ見えなくなる箇所ではありますが、シリンダーやメカ部の動きそうな箇所を想像しながらゴールドとシルバーで塗り分けました。
定番の塗装です。
フレームから早速ミキシングです。
一ヶ所だけパーツの組み換えをします。
MS-06Jはソールのパーツにバーニアがありません。
重力下での運用のためなのでしょうね。
左がJ型、右がF型です。
パーツの上下が逆でした…(汗)
J型とF型の違う箇所のひとつになります。
宇宙空間を蹂躙したザクⅡです。
もちろん、空間戦闘を可能にするバーニアが装備されているF型のソールパーツを採用です。
F型のソールパーツは部品注文しました。
部品注文のやり方は
『ガンプラの部品注文をしてみた。やり方はこれでOK!』
をどうぞ。
左がJ型、右がF型の説明書の画像です。
J型とF型でパーツナンバーが違うか調べてみました。
同じ金型が使用されていてランナー、パーツナンバーは同様ですが、ランナーがスイッチで切り替えられているのが分かります。
そのうちに、MGザクver.2.0のJ型とF型の徹底比較でもしてみたいですね。
外装の組立
今回も基本は成型色を生かして製作できます。
説明書とおりにサクサク組み立てていきます。
左肩のスパイク無しの状態です。
ランドセルは少し変更するのでまだ取り付けていません。
ランドセル
脳内設定で06C仕様に変更します。
何故かジャンクボックスにあったF型のランドセルです(笑)
J型ランドセルのインナーパーツに変更、F型のバーニア周りを移植しました。
バーニア周りのランナーはJ型、F型共に『I』になりますが、F型とJ型で別のランナーになっています
これでF型への性能向上移行の際に、ランドセル上側のバーニアが追加されたということに繋がる設定をイメージしてみました。
MS-06A先行量産型ザクⅡも同様のパーツ構成で製作しています。
武器等
ザク・バズーカーはキット素組です。
製作前にコミックを読んでみましたが、スカートにバズーカーの予備弾倉が装備されていました。
コミックではMS-06Cに乗る黒い三連星の活躍を見ることができます。
↓下記サイトイーブックイニシアティブジャパン eBookJapan
予備弾倉はホワイトオーガに付属の予備弾倉に似た形状なのでジャンクボックスから発掘w
MS-06A先行量産型とMS-06Fシン・マツナガ専用を製作した際の残りのパーツです。
これで武器等も揃いました。
ザク・バズーカーは塗装済みのモノがジャンクボックスにあったのでそれを。
よくあることですね(←マテ)
予備弾倉はあえて未塗装です。
外装の表面処理
当ブログは『完成させる』がモットーです(笑)
というわけで、今回も安定のメラミンスポンジで表面処理を行っていきます。
ある程度までバラして作業していきます。
ひたすら、こすっていきます。
youtubeや動画等でも観ながら作業すると退屈しなくいいですね。
ですが、こすり忘れの無いように確認しながら作業を進めていきます。
赤で囲った箇所、エッジ部のバリはどうしても出やすい箇所です 。
成型時にできるバリも一緒に取れるので一石二鳥です。
こういったバリは完成後、意外と目立つので処理すると完成度があがると思います。
2020年3月現在、コロナウィルスの影響で世間はマスク不足で大変なことになっております。
ですが、メラミンスポンジでこすることで大量のカスが浮遊します。
マスク必須と言いたいのですがカスの対策をして作業しましょう。
スミ入れも忘れずに
今回もジョニー・ライデン専用ザクⅡの時に行ったシャーペンでスミ入れを行うことにします。
成型色の状態で、エナメルを使って割れるのを心配するより、手軽なマテリアルで仕上げるのもガンプラの良さではないのでしょうか?
お分かりいただけると思いますが、上がシャーペンスミ入れ後、下がシャーペンスミ入れ前です。
シャーペンスミ入れのデメリットとしては、やはり触れると薄くなってしまうということでしょうか。
それも次の仕上げ作業で解消できるので問題無しです。
最後は安定のつや消しクリアー
お約束のド定番、つや消しクリアーでトップコートです。
シャーペンスミ入れの定着も目的の一つですが、メラミンスポンジでこすったといはいえ全体のつやを整える意味合いもあります。
メラミンスポンジの処理でつやがおおよそ消えたのですが、 つや消しクリアーを吹くことで更に何よりしっとりマットな仕上がりでよりリアル感が増します。
クリアーパーツにつや消しクリアーを吹かないように取り付けはまだです。
せっかくのクリアーパーツです。
素材を活かさないわけにはいきませんからね。
ここまでメラミンスポンジでの表面処理時にバラしたままでしたので、そのまま持ち手をつけてエアーブラシで薄く・満遍なく・タップリと吹きました。
部分塗装はちょっとだけ。
モノアイとランドセルのバーニアだけエアーブラシで吹いておきました。
- モノアイ:クレオス Mrカラー 174 蛍光ピンク
- バーニア:クレオス Mrカラー 8 シルバー
モノアイは裏側から蛍光ピンクで塗装。
バーニア内部は赤のほうが良かったかな?と思いながら『くどくなるかも…』とやめておきました。
ま、気が向いたら塗ればいいだけですからね(笑)
閃きでモノアイ取付部をちょいちょいとシルバーで筆塗り。
効果はあるのか?(笑)
完成です!
しっかり乾燥させてつや消しクリアーのはがれに気をつけて組み立てました。
ここでようやくモノアイ等のクリアーパーツも取り付けます。
それでは安定の素立ちから。
アクションポーズ
今回はアクションベースを使い宇宙空間を妄想してみました。
コミック冒頭
スパイクが外された左肩アーマーもインパクトがあり、バリエーションとしてかっこいいと思います。
両肩がスパイクアーマーのモデルは作られた方も多いのではないのでしょうか?
後方支援機として両肩をシールドにしたザクも面白いかもしれませんね。
↓両肩をシールドにしたダブルシールド仕様のザクも製作してみました(笑)
今回、製作に使用したキットはこちら↓
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