【ガンプラ製作レビュー】HGバウンド・ドックを作ろう

過去に製作したHGバウンド・ドック(ゲーツ専用機)は、ほぼ未塗装で製作しました。
引き続き、通常版の
バンダイスピリッツ HGUC 1/144 バウンド・ドック HGUC235バウンドドツク
を製作していたいと思います。

開封してみると…

HGバウンド・ドック(ゲーツ専用機)とは当然ながら外装パーツの成型色が違うだけと思っていました。
フレームのランナーは同じ成型色と勝手に判断
『まぁ、ランナー紹介は不要かぁな』と思いきや…

HGバウンドドック フレームランナー①
HGバウンドドック フレームランナー②
HGバウンドドック フレームランナー③

なんと成型色が違ってました。
そんなHGバウンドドック(ゲーツ機)との比較してみましょう

HGバウンドドック フレームランナー比較

画像で判断できることが難しいかもしれませんが、HGバウンドドック(ゲーツ機)に比べると緑っぽいというか青みががっているグレーのような感じです。
開封当初はフレームだけ塗装しようかと思ったのですが、これはキットレビュー的に今回もそのままに。
いずれ製作しようと思っている『幻の3号機』の際は塗装しようと思います。

製作する前に

後々面倒になると思われるので、動力パイプのスミ入れだけは前以て行っておきました。

HGバウンドドック どうりょくパイプのスミ入れ

Mr.ウエザリングカラー、マルチグレーにてスミ入れ。
素材も柔らかく、くにゃくにゃ曲がったりするので組立後に塗るより楽チンです。
ってか、ランナーを裏表で撮影してました(自爆)

ちょっと製作コンセプトなんかを

キットレビュー的なんていいながら、同じ作業では芸がありません。
今回はどのように製作していこうか考えながら進めていきます。
2度目の製作なので少しは違った形で完成させたいなと思ったりしたわけです。

とりあえずフレームを

バウンド・ドックといえば本格的にムーバブルブレームが採用された機体とかなんとか。
一先ず、組み立てられるフレームを組んでしまうことにしました。

HGバウンドドック フレーム組立

一部、外装とモナカになる箇所もあります。
その辺りは臨機応変に対応ということで組立は後回しにしてあります。

さて外装はどうする?

そんなことを考えつつ、フレームを組立を進めていました。
『バウンド・ドックといえばムーバブルフレームだよなぁ。
ということはフレームに外装が着せてあるわけで…』
フレームと外装の材質がガンダリウム合金で同じでも仕上げは違うんじゃないかと仮説を立てました。
これで方向性が決定!
残りの外装のパーツを全カットします。

HGバウンドドック 外装パーツ全カット

全カットすると一抹の不安が残ります…
子供の頃に全カットして組み立てることができなかった苦い記憶が蘇ります(自爆)
ま、2023年現在50歳のヲサーンになった今、幾分かは経験地も積んできたつもりなので大丈夫でしょう。

というわけで

今回は、フレームはつやありっぽく。
外装はつや消しで仕上げていくことにします。
ま…
トップコートが違う程度ですけどね。

そうと決まれば

とっとと進めていきましょう。

まずはフレームのスミ入れから

今回は片づけをしていたら出てきた(爆)ガンダムマーカーを使用することに。

久々に使用しましたが、成型色の上にスミ入れする際にはお手軽で便利です。
はみ出しても簡単にふき取れます。

HGバウンドドック 外装のスミ入れ

ブラックも発掘されどちらか迷いましたが、グレーで良かったですね。

フレームのトップコート

前もって希釈済のツヤありクリアーは準備できています。

持ち手を取り付け、薄く、満遍なく、しっかりと吹いていきます。

HGバウンドドック フレームのトップコート

基本、つや消し仕上げで製作してきたので初めての試みです。
さてはて、どうなるのでしょうか?

お次は外装を

まずは各パーツをメラミンスポンジ処理を行いました。
表面が荒れることでつや消し状態になることと、つや消しクリアーの食いつきを良くする効果があると思います。

HGバウンドドック 外装のメラミンスポンジ処理

外装パーツにメラミンスポンジ処理を行った後は、水洗いをして余分なゴミやほこりを洗い流します。

HGバウンドドック 外装の洗浄

家で不要になったザルを使用しましたが、ザルは金属よりプラスチックのほうがキズがつきづらい気がしますね。

外装パーツのスミ入れをしよう

各パーツ乾燥後にスミ入れをおこなっていきます。

HGバウンドドック 外装パーツのスミ入れ

フレーム同様、ガンダムマーカーのスミ入れグレーをモールドに沿って進めていきます。

部分塗装も忘れずに

ここで必要な箇所の部分塗装をしておきました。
頭部の黄色の部分は『クレオス製 Mr.カラー GX4 キアライエロー』で。
モノアイは『クレオス製 Mr.カラー c77 メタリックグリーン』をどちらもチョイチョイと筆で塗りました。

HGバウンドドック 部分塗装

画像でみると、キアライエローが透けてますね…
現物が気にならないのは、老眼の影響なのか…(自爆)

外装のトップコート

これまた、予めまとめて希釈してあるので手早く作業です。

HGバウンドドック 外装のトップコート

薄く、満遍なく、しっかりと吹いておきました。

ここで忘れ物を発見…

背中の小さなバーニアの塗り忘れに気が付きました(爆)

HGバウンドドック 部分塗装忘れ

『クレオス製 Mr.カラー GX3 ハーマンレッド』を筆でチョイチョイと。
乾燥後に改めてトップコートです。

バーニアも忘れずに

というか、これまた忘れてました(自爆)

HGバウンドドック バーニアの塗装

『クレオス製 Mr.カラー GX3 ハーマンレッド』

つや消しクリアーでトップコート

マスキング

『タミヤ製 スプレー塗料42 ライトガンメタル』をエアブラシで吹きました。

以上の工程で完了です。

完成ギャラリー

これで作業終了です。
と思いきや、組立後に塗り忘れをまたもや発見。
脛のイエローの箇所です。

HGバウンドドック 部分塗装忘れ再び…

『クレオス製 Mr.カラー GX4 キアライエロー』を筆塗り。
さらっとトップコート吹いて完了です。
塗装を行ったせいか、各関節がキツく上手く動かすことができないので今回は素立ちだけになります…

HGバウンドドック 完成 正面①
HGバウンドドック 完成 正面②
HGバウンドドック 完成 背面①
HGバウンドドック 完成 背面②

ところが、またまた組み立てる際にスミ入れを忘れた箇所をアチコチに発見(泣)
ガンダムマーカーにてフォローする始末でした。

まとめ

個人的に大好きなデザインのMSです。
成型色もふまえて、バウンド・ドックをしっかり再現できているのではないでしょうか。
非常にカッコイイと思います。

デザイン上のこともあるのでしょうが、思った以上にクリアランスが狭い感じがします。
ポリキャップの使用もないコトと、塗装をしたのもあるとは思いますが各関節がきつくて今回はMA状態には出来ませんでした。
全塗装を行った場合、アチコチ触っているうちに塗装が剥がれてしまう気もしなくもないですね。

部分塗装を行った黄色の箇所は付属のシールでも再現できます。
それを利用すれば、塗装は不要といってもかまいませんね。
ただ、今回のキットはHGバウンド・ドック(ゲーツ機)に比べると、すね部の黄色のパーツがやたらとポロリしました。
気がつくとポロリしているということがあり、なんどか冷や汗をかきました。
割と目立つ色なのですぐに見つかりはしましたが。

自宅にPCを導入した

そんなPCをカスタムしたり

と、まぁバウンド・ドックの製作が大幅に遅れてしまいました。
下手の横好きってのは、我ながら困ったものです(自爆)
自宅にもう1機積んでいるので、そのうち3号機?
ピンクと黄色が反転しているカラーも製作したいと思っています。
いつになるかは分かりませんが(自爆)

今回、製作したのは↓こちらです。

Posted by つっぢー