【ガンプラ製作レビュー】HGUCジュアッグver.MSVを迷彩カラーで作ろう
HGUCジュアッグを製作したわけですが、次に何を組もうか罪(積み)を確認。
- ゾゴックUC版 安定の成型色の部分塗装仕上げ
- プレバン限定 ジュアッグをMSV迷彩カラー仕上げ
- R3 ウォーカーギャリア
のどれかにしようかなと思いました。
初めて、ツイッターでアンケート機能を使ってみました。
ファースト世代としてはジュアッグのMSV設定版といえばドンズバで『迷彩カラー』になります。
あの世間が狂喜乱舞したといっても過言ではない往年のガンプラブーム。
そんな頃に思いを馳せつつ製作していきたいと思います。
今回使用するキット。
プレミアムバンダイにて限定発売されたHGUCジュアッグver.MSVですが、何故かアッガイ風味な成型色。
MSV全盛期を知っている世代としては、なんとなく違和感を感じます。
故に、バリエーションとして組みたくなるのは必然です(笑)
バンダイホビーサイトに作例が出ていたのもあるので製作することにしました。
早速、仮組みです。
今回、武器は製作しないことにします。
元々のヒート・サーベルの設定もありませんでしたしね。
合わせ目消し
胴体パーツの合わせ目消しを迷ったのですが、よくよくバンダイホビーサイトを確認すると…
ガンプラ製作レポート HGUCジュアッグ(ユニコーンver.)を迷彩カラーで作る 編
でもそのままでした(笑)
というわけで、合わせ目消しの箇所は既に製作済みのジュアッグ同様の作業とします。
下↓画像のパーツが対象です。
接着剤をたっぷり付けて『ムニュッ!』となるようにします。
しっかり乾燥させてはみ出た分を処理しました。
抜き穴を埋めよう。
新規パーツとなる右手のひらにガッツリと肉抜き穴があります。
これはいただけないのでパテ埋めします。
パテを削って成型します。
形状が整えばOK!
モノアイの加工
今回も、手持ちにあるKONOBUKIYAの丸ノズル<L>にHアイズを仕込みます。
Hアイズは最後に取り付けるので、丸ノズル<L>の加工を行います。
丸ノズル<L>もしくはウェーブのU-バーニアを使用するのですが、厚みがありすぎます。
モノアイシールドや顔?の周りに収まらず干渉してしまいす。
そのため、パスリやペーパー等で薄く削り込む必要があります。
分かるとは思いますが、右が加工後、左が加工前です。
ノギスで測ってみたところ、加工前の厚みが2mmでした。
丸ノズル<L>を上下で0.5mmずつ削り込み半分程度の薄さにしました。
仮組するとこんな感じです。
飽くまで目安としての数値になります。
マネされる方はキットの個体差もあるので、組んでは動かし調整。
干渉するなら再度バラして削るを繰り返して調整が必要です。
というか、必要でした。
迷彩カラーに挑戦!
今回の目玉!です。
下地の処理
まずは、足付けといわれる作業です。
といってもメラミンスポンジで各パーツを磨いていく毎回の作業です。
各パーツの表面がメラミンスポンジで磨くことで塗料の食いつきが良くなる効果があります。
今回は全塗装を行うので、適当に全体を軽く磨きました。
足付け後各パーツにサフを吹いて下地処理をしました。
サフってどの程度吹くのが正解なんでしょうね?
毎回迷うところです。
全体的に色が変わる程度でやめておきました。
ちなみに、サフを吹く理由は↓こちらにまとめてあります。
塗装スタート
それでは今回のメイン作業でもある塗装に進んで行きたいと思います。
バンダイホビーサイトのガンプラ製作レポート
HGUCジュアッグ(ユニコーンver.)を迷彩カラーで作る 編
を参考に進めていきます。
まずは下地塗装から
外装パーツにシルバーを吹きます。
バンダイホビーサイトの作例ではスーパーアイアンでした。
手持ちにスーパーアイアンは無し。
クレオス Mrカラー8 シルバーがあったので迷わず選択です。
剥がれ表現を行う際に効果があるそうですよ。
懐かしの『銀チョロ』みたいに仕上がりそうです。
後ハメを忘れてました(爆)
サフ後に気が付いて慌てたのは内緒です。
ジュアッグver.MSVの後ハメ加工と同様に肩の内側のパーツの接続ピンを根本からカットするだけです。
2機目の製作なのに忘れるという何とも言えない展開となりました(汗)
接続ピンカット後にシルバーを吹きました。
部分塗装もしておきます
モノアイ周り、フレーム、ロケット砲の3箇所に部分塗装を行いました。
- モノアイ付近:クレオス Mrカラー28 黒鉄色
- フレーム、ロケット砲:クレオス Mrカラー13 ニュートラルグレー
迷彩1色目を塗装します
ロケット砲、ランドセルの動力パイプはマスキングしておきました。
クレオス Mrカラー43 ウッドブラウン
1日放置して、塗装が乾燥すると組みたてたくなる衝動に駆られますよね。
というわけで組み立ててみました。
なんだか旧キットのように見えちゃいますね(笑)
迷彩2色目に進みます
ここからは筆で迷彩パターンを書き込んでいきます。
一応、露出しているフレーム部とランドセルの動力パイプは再度マスキングしました。
クレオス Mrカラー41 レッドブラウン
+
クレオス Mrカラー42 マホガニー
久々の筆塗りは苦戦しました。
塗料をどのくらい薄めればよいのか?
塗っていくうちに揮発していきますしね。
日ごろ持ち手をつけてエアーブラシで塗装しています。
今回は手で持って筆塗りしたせいもあって、乾く前の箇所を触ってしまったり…
それよりも、なによりも…
迷彩のパターンのセンスの無さを痛感しました(泣)
デザイン画も正面しかないので手探り状態です。
果たしてうまくいくのか…
迷彩3色目に移ります
続きまして、3色目を筆塗していきます。
クレオス Mrカラー129 濃緑色(中島系)
+
クレオス Mrカラー38 オリーブドラブ(2)
こんな感じで3色目は終了。
終わりがイマイチ見えませんね(汗)
迷彩最後の4色目
これで迷彩塗装も最後です。
クレオス Mrカラー4 イエロー
+
クレオス Mrカラー129 濃緑色(中島系)
やはり黄色系は隠蔽が弱いですね。
後は『光沢』の塗料を使用したので、テカリます。
この後のつや消しクリアーのトップコートで消えるはずですが…
トップコートからウェザリングへ
メインとなる塗装が終わりました。
ここでつや消しクリアーでトップコートを行います。
マスキングをはがすのを忘れないように。
組立ててブロックごとにすると、パーツの少なさにビックリです(笑)
恐怖のウォッシング
毎回割れに悩まされるウォッシング。
ぶっちゃけ苦手要素満載です(自爆)
ここのところ手を出さず、見ないふりをしてきましたが久々に挑戦することにします。
タミヤ エナメルカラーXF-1 フラットブラック
+
タミヤ エナメルカラーXF-53 ニュートラルグレー
今回も希釈はダイソーのオイルライター用オイルを使用しました。
【塗料1:溶剤3】程度の割合で薄め、パーツ全体に手早く塗っていきます。
付けすぎるとパーツに浸透し割れにつながるそうなので慎重に進めます。
とにかく『素早く』『何度も塗料を乗せない』を意識しました。
無事に割れることなく作業できました。
ウェザリングでよりリアルに
引き続きウエザリングを行います。
汚れが付きそうな箇所をイメージして『土』『泥』系の汚しを加えていきます。
タミヤ エナメルカラーXF-64 レッドブラウン
+
タミヤ エナメルカラーXF-53 ニュートラルグレー
こんな感じに点付けや筆塗りをしまして…
溶剤を染み込ませた綿棒で『ふき取る』『伸ばす』『ぼかす』ようにしてみました。
ちょっとわざとらしくなってしまった感じです(汗)
最終仕上げのモノアイの取り付け
モノアイはHアイズの5mmを使用です。
アルミテープにHアイズを貼り付けて加工したモノアイベースに取り付けます。
キラキラ仕上げが基本なので最後に取り付けました。
モノアイシールドを取り付け組立完了です。
完成ギャラリー
今一つかっこいいポーズが決まらないといいますか…(自爆)
まとめ
今回は2作目ということもあり、前回よりは段取りよく製作することができたと思います(笑)
なにはともあれ、筆塗りや迷彩のパターンに苦労しました。
ウォッシングやウエザリングも久々でした。
そのせいもあると思いますが『汚し』ではなく汚くなってしまったような…
どこまでやるのか感覚がイマイチ掴めなかった気もします。
苦労した分、時間も3週間程度とかかりましたが楽しく製作することができました。
(途中、塗料がなくて到着待ちだったせいもありますが…)
時には筆塗りでじっくりと塗装を楽しむのもいいですね。
設定画に近いといえるのか分かりませんが、総合的に非常に満足のいくジュアッグになりました。
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