【プラモ製作レビュー】ハセガワ1/35 ナッツロッカー”カンプグルッペ バルク”を作ろう 汚しから完成へ
前回で塗装からデカール貼りまでを行いました。
今回は汚し等々を行い完成に向けてアップしていきます。
汚していこう
初めてのマーネンクリーガーです。
とりあえずやってみたいことをいろいろとやってみようと思います。
さてはて、どうなることやら(爆)
まずはウォッシング
使用したのは『エナメル XF−63 ジャーマングレイ』です。
シャビシャビに薄めて全体に手早く塗っていきます。
今回はオイルライター用オイルではなく、エナメル溶剤を使用してみました。

カンプグルッペ バルク" ウォッシングスタート①

カンプグルッペ バルク" ウォッシングスタート②
エナメル溶剤を含ませた綿棒やティッシュ等でふき取っていきます。
ふき取る方向は『上から下』を意識してふき取っていきます。

カンプグルッペ バルク" ウォッシング1回目①

カンプグルッペ バルク" ウォッシング1回目②
ふき取り後につや消しクリアーでいったんトップコートしておきました。
なんとなくもう少し変化が欲しい感じだったので『エナメル XF−52 フラットアース』で2回目のウォッシングです。
こんな時のためにも1工程終了のタイミングでトップコートをしておくとよいと思います。

カンプグルッペ バルク" ウォッシング2回目①

カンプグルッペ バルク" ウォッシング2回目②
2回目のウォッシング後もつや消しクリアーでトップコートです。
トップコートを行っておくとプラには負担がかかるかもしれませんが、ふき取れば前の工程までリセットも可能です。
本体下面は『エナメル XF−52 フラットアース』にてウォッシングしました。

カンプグルッペ バルク" 本体下面のウォッシング①

カンプグルッペ バルク" 本体下面のウォッシング②
見えなくなるということもあるかもしれませんが、いい感じで仕上がったと思ったので1回で完了です。
エナメル塗料の洗礼?
アンテナや手すり等の細いパーツが突然ポロポロと折れました(泣)

カンプグルッペ バルク" エナメル塗料で折れました(泣)
↑画像のようになんとか修正できた気がするのでヨシとしました。
お分かりかと思いますが、焦って慌てて修正したので画像はありません(爆)
アンテナ等の細いパーツはエナメル塗料がプラに浸透した影響が強いのかもしれませんね。
塗装の上からウォッシングを行ったので大丈夫かと思いましたがダメでした。
ドライブラシをします
エンジン部と本体下面のメカ部は金属感を出したいと思ったのでシルバーでドライブラシです。

カンプグルッペ バルク" エンジン部のドライブラシ

カンプグルッペ バルク “本体下面のドライブラシ
使用したのは『タミヤ ペイントマーカー X-11 クロムシルバー 塗料』のペン先を万年塗料皿
に押すことで塗料だけを出してドライブラシをしました。
個人的にこの『タミヤ ペイントマーカー X-11 クロムシルバー 塗料』の使い方はお気に入りです。
再びトラブル発見…
というより、組立ミスです(自爆)
エンジンカバーをあててみると、なんだか納まりがよくありません。
赤丸の部分にカバーが乗っかるはずなんですが3mmほど届きません。

カンプグルッペ バルク" トラブル①
取説のイラストや完成画像とにらめっこしているとどうやら↓画像の赤丸の部分を奥まで差し込み過ぎたせいのようです(自爆)

カンプグルッペ バルク" トラブル②
取説と比べても明らかに差し込み過ぎています。

カンプグルッペ バルク" トラブル③
このせいで届かなくなってしまったようです(泣)
言い訳にはなりますが、本体に空いている穴が貫通していたために適当に差し込んで接着したのが原因です(自爆)
今更どうにもできないので、ここは受け入れるしかありません。
もうこのままとします。
フィルタリングをしてみよう
とまぁ、トラブルが発生したのでこうなったらやってみたいことを試してみることにします。
下の『Mr.ウェザリングカラー フィルタ・リキッド レイヤーバイオレット』です。
バイオレットという紫系でフィルタリングを行うとどうなってしまうのか想像もつきません。
↓画像赤線より左がフィルタリング後になります。

カンプグルッペ バルク" フィルタリング
いかがでしょうか?
全体に赤みといいますか柔らかくトーンを落としてくれるイメージです。
これは良いですね。
今後、使用頻度が上がりそうですね。
最後の仕上げ
ライト内部のリフレクターはつや消しクリアーでトップコート後の最後に塗るのが『つっぢー流儀』です。
明かりを確保するためのライトがつや消しってのはおかしい気がするのでライト内部のリフレクターとライトのレンズはつや有りだと思っています。

カンプグルッペ バルク “ライトの組み立て①

カンプグルッペ バルク" ライトの組み立て②

カンプグルッペ バルク" ライトの組み立て③
ドライブラシの時と同様に『タミヤ ペイントマーカー X-11 クロムシルバー 塗料』のペン先を万年塗料皿
に押すことで塗料だけを出してちょちょいと筆塗り。
乾燥したの確認後にライトレンズを接着して完成です。
完成品ギャラリー
ロボットモノ等々であればアクションポーズなんかで何枚も写真が撮れそうですがこの手のキットは代わり映えの無い写真になりそうなので公開することにします。

カンプグルッペ バルク“完成①

カンプグルッペ バルク“完成②

カンプグルッペ バルク“完成③

カンプグルッペ バルク“完成④

カンプグルッペ バルク“完成⑤
ここでまたまたトラブル発覚(自爆)
砲塔が回らなくなってました…
ここまでの何かが影響しているのだと思います。
幸か不幸か可動しないことでさしたる問題はありませんね。
まとめ
デザインもかっこよく1/35とはいえ大型のキットです。
製作中でも非常に迫力を感じるキットでした。
初めてのマシーネンクリーガーシリーズで組み立てから塗装まで情報もあいまいで『自由』というくくりなせいか、手探りの雲をつかむ感じで進めた気がしています。
一言で言えば『なんとか完成にこぎつけた』という感じですね。
組み立てだけでなく塗装もどこまでもやれそうなキットで、その分の完成時の達成感はなかなかなものでした。
ただ、細かいパーツや細いパーツといった繊細なパーツが多くなんとなく上級者向けな感じがしました。
製作された方々が各サイト等にアップされている際に真鍮線に置き換えられてみえる方がみえました。
工程が増えるかもしれませんが技術がある方はその方がトラブルが少ない感じがします。
そういったことを踏まえても、今回は特に組立ミスやパーツの折れや無くすといったトラブルが多かったせいもあるかもしれませんね…
ちなみに本体下面を本体上部に組付ける際の位置決めもちょっと苦労しました。
ま…
年齢的なこともありますが、老眼に悩まされることも多かったキットでした。
もちろん自分自身の技術不足も当然ですが、トラブル的なことや意外と?繊細さを感じる、とにかく苦労したイメージが強いキットです。
もう一機、別のモデルを積んであるので次回への糧としてリベンジしたいと思いますね。
今回製作したのは↓こちらです。
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